定年後の過ごし方、男性におすすめ本を紹介!

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定年後

定年が目前に迫ると今後の生き方について思いを巡らす時間が必然的に増えていきます。

仕事を続ける人も、給与はどうしても減るわけですから日々の過ごし方自体を見直す必要が生じます。仕事を辞めてしまう人はなおさらです。何をして過ごそうか、何を始めようか、家庭菜園?スポーツ?地域活動?はたまた国内外旅行…やることをあげればきりがなくなります。

その一方で、特に日がなのんびり過ごしていきたいと思う人もいるでしょう。懸命に働いてきたのだからのんびりするんだということですね。

今や人生100年時代ですから、定年から天に向かうまで何十年とあるわけです。それを短いとみるか長いとみるかで生き方はずいぶん変わってくるに違いありません。

いずれにせよ、定年後をどのように過ごすかは人それぞれ、そんなご同輩の皆様に読んでいただきたい書物があります。今回は定年後を過ごす上できっとヒントになるおすすめ本を紹介してまいります。

定年後の過ごし方、男性におすすめの本はこれ!

村長は、手元にある本をめくってはページ内にある写真を眺めていた。そこに耕さんがやってきた。

よう、村長、今日は読書かい?

「おっ、耕さんか。ちょっとこの絵を見てくれるかい」

耕さんが村長の手元を覗き込んだ。

「オレは絵なんてわからないよ。ダメだよ、どう思うかなんて聞かないでよ」

耕さんは、一瞥しただけで村長から逃げようとした。袖口を引っ張って引き留めた村長は、

まぁ、自分だって絵心はないんだけどね。この本だけはとても面白いんだ。

世には定年本というジャンルがあるくらい定年後にまつわる本があふれています。定年後の仕事、お金に関する話、趣味の話題、生きがいづくりなどです。ただ、今回紹介するのはそうした内容の本ではありません。

村長が読んでいたのは、

「自分だけの答え」がみつかる 13歳からのアート思考末永幸歩著 ダイヤモンド社

定年後の過ごし方、男性におすすめの本はこれ!その理由

この本は、副題に「自分だけの答え」がとあるように、絵画を題材にしてはいますが、非常に詠む者にさまざまな問いかけをしてくる書物となっています。

まず冒頭、クロード・モネの「睡蓮」が登場します。絵の下には解説文が載っています。

耕さんが見たのはこの絵ですね。読者が眺めたと思ったら著者はいきなり問いかけます。絵を見ていた時間と解説文を読んでいた時間とどちらが長かったかと

まさに核心をついた質問にドキッとせざるを得ませんでした。絵を見るのは一瞬でできますが、文章は読まないといけませんから少々の時間がかかります。絵画鑑賞と言いつつも実は解説文を鑑賞していたのではないかという自分自身の見方に気づかされます。

モネと言えば一度は聞いたことがあるかと思いますが、門外漢にとっては「ふ~ん」程度の感想しか持ち得ません。それを補強するのが解説文で、これを読んで「なるほど」となって、いかにも鑑賞したと思っている、そんな感じです。

よく自分なりのものの見方・考え方を大事にとは言いますが、はたしてどれだけのことをわかっていたのかと大いに疑問符がつきます。

これだけでも衝撃を受けたのに、さらにこんなエピソードが紹介されています。

大原美術館で4歳の男の子がこの睡蓮を指さして「かえるがいる」と言ったのだそうです。

村長は、思わずもう一度改めて隅から隅まで、それこそなめるように絵をたどりましたがかえるは発見できませんでした。この男の子は見間違えでもしているのではないかとまで思ってしまいました。

ところが、…。

その場にいた学芸員が男の子に「どこにいるの」と聞きました。男の子は答えました。

「いま水にもぐっている」

なぁ、耕さんよ。この話を読んで私は衝撃を受けたんだよ。自分なりの物の見方とか考え方が大事だというが、果たして自分自身はそうしてきたんだろうかと。もしかしたら、いやきっと、物事の表だけを見て、何となく納得し、そこにある説明を受けてなるほどと納得し、わかったつもりになっていたのではないかと

そこには、自分自身で汗をかいて調べて探求してという努力を怠ってきたんじゃないかってね。そうでなきゃ、この男の子のような発想を聞いて衝撃など受けなかったよ」

それは、村長。オレだってそうだよ。何にも考えずに上の言うことに従って、おべんちゃら使って何とか生き延びてきたんだからさ。そこには、まぁとにかく営業成績を上げることしか考えなかった。

まぁ、それも悪いことではないと思うけどね、でも、いずれ会社からのリタイヤは誰もが迎える。そのあとは、自由だ、自分のやりたいことをやるんだと意欲に燃えていたとしても、本当に心からそう思っているのか、それとも他の人がそうしているから、あいつに負けてなるもんかとか、上っ面だけでこれからの行動をきめているのかどうか、一度立ち止まって考える必要があると思うんだよ。

なるほどなぁ、そろそろオレも定年後について考えておかないといけなくなってきたな。そうじゃないと、自分の本心がどこにあるのかわからなくなっちまうような気がしてきた

まとめ

今回は、定年後の過ごし方、男性におすすめ本としましたが、どちらかというと過ごし方の土台となる考え方を身につける本なのかもしれません。

定年後の過ごし方をどのようにするのかを考えるのは必要ですが、例えばその内容が、何を思って、どんな考えや行動、経験に基づいて発せられたものなのかを自分に問いかける習慣が必要になってくるのではないかと思うのです。

それが習慣化できれば、きっと定年後の生活が充実してくるに違いないと確信するのです。自分自身への自戒も込めて。

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